長野市立 昭和小学校同窓生 並びに 地域関係者の皆様へ
昭和小学校150周年記念事業募金
趣意書
拝啓
皆様方におかれましては、ますますご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
平素は、昭和小学校に通う児童の学校生活向上のために格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、本校創設のみなもとは、遠く明治5年8月、学制頒布により今里村外16カ村立日新学校の創設にはじまります。そこから時習学校、保祐学校と変遷をたどった現在の昭和小学校は、150周年の大きな節目を迎えます。これまで、母校を巣立った卒業生は10,465名を数え、川中島地区発展の礎を築くとともに、広く各界で活躍されております。
書経の「百姓昭明、協和万邦」からとられた校名の「昭和」には、世の中がよく治まり、諸外国と仲よくするとの意味が込められています。校歌にもあるように「明日の日本を友よ築かん」との精神のもと、先輩諸氏によって築かれた歴史と伝統は今も脈々と引き継がれ、この歴史ある学舎において、子どもたちは、優しく、賢く、たくましく、元気いっぱいに6年間を過ごしています。これも、教育に情熱を傾けてくださる教職員の先生方や、惜しみない支援を続けてくださる川中島地域の皆様の教育に対する深いご理解の賜であります。
このたび、「地域の子どもは地域で育てる」の理念のもと、母校のいっそうの発展を願い、歴代PTA会長会、現PTA、昭和小学校そして地区住民が一丸となる「昭和小学校150周年記念事業実行委員会」を結成し、別記の記念事業の実現に向け、準備を進めております。つきましては、この150周年記念事業を、子どもたちの教育環境の更なる充実と、地域と学校の絆がより深まることにつなげてまいりたいと考えております。記憶に残る事業となるよう、同窓生の方々、地域社会の方々、本校とご縁のある企業およびその他の関係者の方々に対し、あたたかいご理解とご支援をお願いする次第です。何かと出費多端の折、誠に恐縮に存じますが、本趣旨をお汲み取りいただき、格段のご支援、ご高配を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
謹白
長野市立昭和小学校150周年記念事業実行委員会
実行委員長 張替 寿允
副実行委員長 小山田 幸二
戸谷 嶺之
田島 守
山本 金一
西 博基
山崎 智之
会計幹事 谷 太一